竹内まりやと山下達郎は、日本の音楽業界で活躍する夫婦であり、それぞれがシンガーソングライターとして、また、音楽プロデューサーとして活動しています。2人は、1982年に結婚して、音楽業界きってのおしどり夫婦として知られています。そんな2人の43年の結婚生活や音楽活動は、多くのファンから尊敬と憧れの眼差しで見守られています。
そして、竹内まりやの一人娘と孫への愛情、家族との絆が音楽活動へ与えた影響と
竹内まりやと山下達郎の43年という長い結婚生活において、2人の卒婚の形を紐解きたいと思います。
竹内まりやと山下達郎との馴れ初めから現在迄と卒婚にかける思い
竹内まりやと山下との出会いは、山下が所属していたバンド、シュガー・ベイブのファンだったことから始まりました。初対面では、2人とも印象が悪かったそうです。竹内まりやは、最初に会った時に山下に説教され、「嫌な感じ」と思ったとの事。
1978年に竹内まりやがデビューする際に、同じ事務所に所属している山下が、曲を提供した事で、音楽的な繋がりで徐々に親しくなり、音楽活動を通じて親しくなっていったようです。
デビューした頃、右も左も分からずにいた竹内まりやは、(アイドル的な扱いに対する強い違和感等を感じていた)イメージ作りや事務所との契約、金銭の事まで、分からないことを何でも相談し、山下は先輩として優しく手助けしてくれたそうです。
アン・ルイスの「リンダ」という曲を作っている時に、山下がコーラスで手伝いに来てくれて、仕事で立て込んでいたというのに、徹夜で1人 多重のコーラスをずっと1人でやっている姿を見て、「あぁ~この人誠意があるな」と思ってそんな山下達郎の仕事への向き合い方に惹かれ、お付き合いが始まったそうです。
1982年、27歳の時に竹内まりは、山下達郎と結婚します。山下は、「結婚式は、ライブより緊張した」と述べています。
日常生活では、理詰めで話す議論はあっても、お互い平和好きで、ケンカにならない相性という事です。唯一新婚の頃に、「犬を飼うか飼わない」のケンカだったそうです。それぐらい仲がいい穏やかな家庭なんですね。達郎さんはひとりっ子ですから、あんまり人と争わない方なのでは、と思います。
2人の間には、1人娘も生まれて、まりやさんは、才能を活かしながら仕事もしつつ、子育てや家庭や自分のバランスを保ちながら、プライベートを守りいい形で生きて来ていると思います。それを達郎さんも応援しており、お互いに、同士のような関係になって行ったと思います。
そんな中で、”卒婚”という言葉が、達郎さんから出てきています。お互いに、自分の今の 目の前のやるべき事を精一杯こなしていく在り方。達郎さんは、音楽プロデュースやライブ活動を、まりやさんは、実家の出雲の「竹野屋旅館」の建て直しの件や、娘やお孫ちゃんとの関わり等、お互いの空気を感じながら、お互いに干渉しない、自由な生き方を、”卒婚”という形であらわしたのではないでしょうか。
これは、お互いに、仕事の充実感と信頼関係がないと、愛のない空虚な関係になってしまいますが、竹内まりやと山下達郎の夫婦関係は、愛に満ちた信頼の上に成り立っています。だから多くのファンから尊敬と憧れの眼差しで見守られているんでしょうね。2人のブレない生き方だからこそ 出来る形だと思います。
竹内まりやの娘 山下えりさんの成長とお孫ちゃんによせた思いと愛情!
山下えりさんは、2012年、武蔵野美術学園日本画コースを修了し、ジャンルにこだわらない自由な創作活動を行っています。やはり両親ゆずりの、音楽とは違うコースですが、芸術系統ですね。両親は素敵で偉大な音楽を創作しているので、違う形の芸術に進んだ事で、自由な思考で動けたのではと思います。
まりやさんは、「幸せのものさし/うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)という素敵な歌を作ってます。この曲は結婚情報誌「ゼクシィ」とヘアケアブランド「パンテーン」のコラボCMの為に書き下ろされたもので、「あなたの幸せを心から願うけど、ほんの少しだけ寂しい」という気持ちを込めた歌で、その感情が丁寧に表現されています。
竹内まりやの娘の結婚式を歌った歌のようで、お嬢さんのえりさんは、この曲を聴いて、バージンロードを歩いたとしたら、嬉しかったでしょうね。本当に感動的な曲です。歌っているまりやさんも素敵ですね。
竹内まりやの家族を支える母としての姿や娘との関係、お孫ちゃんに対する愛情が、まりやさんの創る音楽には、歌詞や表現の中にあふれています。子供や孫に対する思いと家族へのメッセージが歌として音楽に昇華されて、美しく愛情深く私達にも伝わってくるんですよね。
竹内まりやのプロフィール
生まれ:1955年3月(70歳)素敵に歳を重ねていますね。
配偶者:山下達郎(1982年に結婚)
学歴:慶応義塾大学卒、英米文学を専攻
身長:169㎝
実家は、出雲大社にある(明治10年創業)145年の老舗旅館「竹野屋旅館」で、父親は4代目 竹内繫蔵。この旅館は、皇族や著名人が訪れる格式ある旅館である。(兄が継いだ事で経営が悪化)
まりやは、2男4女における三女・第4子で生まれました。
そして、経営が悪化した「竹野屋旅館」を、竹内自身が役員に入って建て直しました。145年続いた由緒ある格式高い旅館を、”自分の代で潰す訳にはいかない”といった思いなんでしょうね。
1987年のデビュー以来、数々のヒット曲と他のアーチストへの楽曲への提供を行って来ている。
2021年には、旧知の仲である杏里との初コラボ「Peach & Apricot」で 「Watching Over You」(作詞:竹内まりや、作・編曲:林哲司)の配信スタート。
2024年10月、アルバム「Precious Days」が週間アルバムランキングで1位を獲得。69歳7ケ月での1位獲得は、「アルバム1位獲得最年長アーチスト」記録において、女性アーティスト歴代1位である。
本当に素敵な生き方をしている竹内まりやさん。このような生き方に、憧れますよね。
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