竹内まりやさんと山下達郎さんは、日本の音楽業界で活躍する夫婦であり、それぞれがシンガーソングライターとして、また、音楽プロデューサーとして活動しています。
2人は、1982年に結婚して、音楽業界きってのおしどり夫婦として知られています。
そんな2人の43年の結婚生活や音楽活動は、多くのファンから尊敬と憧れの眼差しで見守られています。
そして、竹内まりやさんの一人娘と孫への愛情、家族との絆が竹内自身の音楽活動へ与えた影響と
竹内まりやさんと山下達郎さんの43年という長い結婚生活において、2人の卒婚の形をひも解きたいと思います。
竹内まりやのWikiプロフィール
生まれ:1955年3月(70歳)素敵に歳を重ねていますね。
配偶者:山下達郎(1982年に結婚)
学歴:慶応義塾大学卒、英米文学を専攻
身長:169㎝
実家は、出雲大社にある(明治10年創業)145年の老舗旅館「竹野屋旅館」で、父親は4代目 竹内繫蔵。この旅館は、皇族や著名人が訪れる格式のある旅館です。(兄が継いだ事で経営が悪化)
まりやは、2男4女における三女・第4子で生まれました。
そして、経営が悪化した「竹野屋旅館」を、竹内自身が役員に入って建て直しました。
145年続いた由緒ある格式高い旅館を、”自分の代で潰す訳にはいかない”といった思いなんでしょうね。
1987年のデビュー以来、数々のヒット曲と他のアーチストへの楽曲への提供を行って来ている。
2021年には、旧知の仲である杏里との初コラボ「Peach & Apricot」で 「Watching Over You」(作詞:竹内まりや、作・編曲:林哲司)の配信スタート。
2024年10月、アルバム「Precious Days」が週間アルバムランキングで1位を獲得。69歳7ケ月での1位獲得は、「アルバム1位獲得最年長アーチスト」記録において、女性アーティスト歴代1位である。
本当に素敵な生き方をしている竹内まりやさん。このような生き方に、本当に憧れますよね。
山下達郎のWikiプロフィール
生まれ:1953年2月(72歳)
居酒屋を経営していた両親の間に生まれ、一人っ子として育った。
達郎の誕生を機に父親は転業を決意し、祖父が経営していたが、倒産した工場を引き継ぐ形で再興を図ったが、不景気の煽りを受けてで倒産してしまう。
達郎は、池袋のアパートで共働き夫婦の下でカギッ子として育つ
小学生時代は、宇宙と読書が大好きな典型的優等生タイプで、児童会役員にも選出される。
中学2年生の頃、友人らとアマチュア・バンド「ディー・バウエルン」を結成する。
友人の影響でベンチャーズをきっかけに洋楽を聴くようになった。
父親は、どうしても商売がしたいという思いがり、菓子屋を開店した。
都立の進学校に入学できたご褒美で、ドラムセットを親に買って貰う。
が 進学校特有の管理体制と、国立一期校で、受験一辺倒の中にあって、どうしてもなじめず、孤立感に悩んだ。
学歴:1972年明治大学法学部へ入学するが、3ケ月で中退した。
1973年、大貫妙子、野口明彦、らと共に、シュガー・ベイブを結成。1976年解散。
1982年、竹内まりやさんと結婚。
竹内まりやさんには楽曲提供だけでなく、それ以外に関わる機会が多くなる中で懇意となり、結婚のおよそ2年前から山下のマンションで同棲生活を送っていた。
1984年、後に夫婦共同の事務所として、「テンダベリー&ハーヴェスト」を設立。
竹内まりやさんが移籍したムーン・レコードから、移籍第一弾アルバム「VARIETY」をリリース。
81年の休止活動から2年半、結婚前から書き留めていた曲を、達郎さんがアルバム化を提案し、全曲竹内のオリジナル曲による初のアルバムが発売される。
この復帰作で、竹内まりやさんはアルバム・チャート1位を記録。以後、竹内まりやさんの楽曲アレンジとプロデュースを、達郎さんが手がけるようになる。
この年、娘「えり」さん誕生する。
1983年、「クリスマス・イヴ」がオリコン・シングルチャートでランクインから30週かけて1位を獲得。
以後4週間連続で1位。その後もクリスマスの定番曲として広く親しまれ、30年連続でオリコンチャート100位以内にランクインし、ギネス記録にも認定されています。
2022年4月6日、結婚40周年(ルビー婚)を迎える。
山下達郎さんは、様々な歌手への楽曲提供や、プロデュース、本当に素敵な曲を創りますよね。
「卒婚ってどう?」──達郎さんの一言から広がった憶測
事の発端は、2020年に週刊誌が報じた、達郎さんの知人への一言「卒婚ってどう?」という問いかけでした。
この言葉をきっかけに、ネット上では「ついに2人も別居?」「まさか離婚の兆し?」といった憶測が一気に拡散。
ただし、実際に2人の間で何か大きなトラブルがあったわけではありません。
むしろこの発言は、夫婦としての関係性が“次のフェーズ”に入ったことを示す、非常に成熟した問いかけだったと捉えることもできるのです。
竹内まりやと山下達郎の卒婚の形
卒婚の定義
卒婚(そつこん)とは2000年代以降の日本における夫婦生活の新しい形態の一つで、婚姻状態にある夫婦が互いに干渉することなく個々の人生を歩んでいくという生活形態のことである[1]。
『ウィキペディア(Wikipedia)』
これが、これからの新しい時代のいい夫婦関係では、と思います。
お互いに、自分の今の 目の前のやるべき事を精一杯こなしていく在り方。
達郎さんは、音楽プロデュースやライブ活動を、まりやさんは、実家の出雲の「竹野屋旅館」の建て直しの件や、娘やお孫ちゃんとの関わり等、お互いの空気を感じながら、お互いに干渉しない、自由な生き方を、”卒婚”という形に、進化させたのだと思います。
これは、お互いに、仕事の充実感と信頼関係がないと、愛のない空虚な関係になってしまいますが、竹内まりやさんと山下達郎さんの夫婦関係は、愛に満ちた信頼の上に成り立っています。
だから多くのファンから尊敬と憧れの眼差しで見守られているんでしょうね。
2人のブレない生き方だからこそ 出来る形だと思います。
竹内まりやと山下達郎との出会い
竹内まりやさんと達郎さんとの出会いは、達郎さんが所属していたバンド、シュガー・ベイブのファンだったことから始まりました。
初対面では、2人とも印象が悪かったそうです。
竹内まりやさんは、最初に会った時に達郎さんに説教され、「嫌な感じ」と思ったとの事。
1978年に竹内まりやさんがデビューする際に、同じ事務所に所属している達郎さんが、曲を提供した事で、音楽的な繋がりで徐々に親しくなり、音楽活動を通じて親しくなっていったようです。
デビューした頃、右も左も分からずにいた竹内まりやさんは、(アイドル的な扱いに対する強い違和感等を感じていた)イメージ作りや事務所との契約、金銭の事まで、分からないことを何でも相談し、達郎さんは先輩として優しく手助けしてくれたそうです。
竹内まりやが山下達郎に惹かれた理由は?
アン・ルイスの「リンダ」という曲を作っている時に、達郎さんがコーラスで手伝いに来てくれて、仕事で立て込んでいたというのに、徹夜で1人 多重のコーラスをずっとやっている姿を見て、「あぁ~この人誠意があるな」と思ってそんな山下達郎さんの仕事への向き合い方に惹かれ、お付き合いが始まったそうです。
今もお互いに、尊敬し合っているのが、わかりますね。微笑ましいです。
竹内まりやと山下達郎 結婚!
1982年、27歳の時に竹内まりさんは、東京・六本木にある出雲大社東京分祠で、 山下達郎さんと結婚します。
達郎さんは、「結婚式は、ライブより緊張した」と述べています。
達郎さんは、本当に緊張したんでしょうね。
竹内まりやと山下達郎の犬も食わないエピソード
日常生活では、理詰めで話す議論はあっても、お互い平和好きで、ケンカにならない相性という事です。唯一新婚の頃に、「犬を飼うか飼わない」のケンカだったそうです。
それぐらい仲がいい穏やかな家庭なんですね。
達郎さんはひとりっ子ですから、あんまり人と争わない方なのでは、と思います。
達郎さんのお人柄も感じるエピソードです。
竹内まりやと山下達郎の間に子供は?
2人の間には、1人娘も生まれて、まりやさんは、才能を活かしながら仕事もしつつ、子育てや家庭や自分のバランスを保ちながら、プライベートを守りいい形で生きて来ているんだろうなと思います。
それを達郎さんも応援しており、お互いに、同士のような関係になって行ったんですね。
本当に素敵な形のお2人であり、ご家族ですね。
竹内まりやと山下達郎の音楽と生活、そして信頼のバランス
音楽に人生を捧げる2人にとって、「夫婦であること」よりも、「アーティストとしての信頼関係」の方が重要だったのがわかるコメントが有ります。
- 山下さんはまりやさんのボーカルを「誰よりも信頼している」と公言
- まりやさんは「達郎のプロデュースがなければ今の私はない」とコメント
と語るなど、互いが最大の理解者であり、クリエイティブな関係性の延長線に「夫婦」という立場がある印象です。
竹内まりやの娘 山下えりさんの成長と孫によせた思いと愛情!
竹内まりやさんのお嬢さんの”山下えり”さんは、2012年、武蔵野美術学園日本画コースを修了し、ジャンルにこだわらない自由な創作活動を行っています。
やはり両親ゆずりの、音楽とは違うコースですが、芸術系統ですね。
両親は素敵で偉大な音楽を創作しているので、違う形の芸術に進んだ事で、自由な思考で動けたのではないかと思います。
まりやさんは、「幸せのものさし/うれしくてさみしい日(Your Wedding Day)という素敵な歌を作ってます。
この曲は結婚情報誌「ゼクシィ」とヘアケアブランド「パンテーン」のコラボCMの為に書き下ろされたもので、「あなたの幸せを心から願うけど、ほんの少しだけ寂しい」という気持ちを込めた歌で、その感情が丁寧に表現されています。
竹内まりやさんの娘の結婚式を歌った歌のようで、お嬢さんのえりさんは、この曲を聴いて、バージンロードを歩いたとしたら、嬉しかったでしょうね。
本当に感動的な曲です。歌っているまりやさんも素敵ですね。
竹内まりやさんの家族を支える母としての姿や娘との関係、お孫ちゃんに対する愛情が、まりやさんの創る音楽には、歌詞や表現の中にあふれています。
子供や孫に対する思いと家族へのメッセージが歌として音楽に昇華されて、美しく愛情深く私達にも伝わってくるんですよね。
達郎さんと共に、竹内まりやさんファン歴40年の私は、まりやさんと共に歳を重ねて、まりやさんのように美しく生きたいと思っています。
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