南佳孝さんは、日本のシンガーソングライターで、今年75歳です。
他のアーティストへの楽曲の提供やコラボレーション、プロデュース、また音楽以外のナレーションの仕事等、多彩に才能を生かしています。
南佳孝さんの「モンロー・ウォーク」を、郷ひろみさんが「セクシーユウ」としてカバーした事でも注目を浴びています。
この曲「モンロー・ウォーク」は、都会的で魅力が有り、素敵な曲ですよね。
長く音楽業界で活躍する南佳孝さんをリスペクトし、紐解きたいと思います。
南佳孝の幼少時代は洋楽ばかりを聴いていたWiki的プロフィール!
皆佳孝さんは、1950年生まれで、今年で75歳になります。
シンガーソングライター、作曲家、音楽プロデューサーと多彩な才能を発揮しています。
東京都大田区出身、明治学院大学卒業!
南佳孝さんは、子供の頃から兄や姉の影響で洋楽ばかりを聴いて育ったそうです。
この時代に、家庭環境が既に素晴らしいですよね。
中学時代には仲間と共にバンドを結成し、ジャンケンで負けてドラムを担当したそうです。
そして中学の時点から既に「音楽で身を立てて生きていく」と決心していたそうです。
また「明治学院大学時代在学中にジャズに傾倒していたことが後の曲作りに大きく影響している」と語っています。
1972年のテレビ番組「リブ・ヤング」(フジテレビ系)のシンガーソングライターコンテストで3位になり、翌1973年9月に松本隆プロデュースによるアルバム「摩天楼のヒロイン」でデビューしました。
1976年には自身による全作詞・作曲のアルバム『忘れられた夏』を発表しています。
南佳孝さんは、前作の「摩天楼のヒロイン」はあくまで松本隆・矢野誠との共同作業として生まれたもので、自分一人の作品ではないと感じていたそうです。
「本当のデビュー・アルバムは、作詞・作曲を自分でやって、へッドアレンジもアイデアを出した『忘れられた夏』だと思っています」と語っています。
南佳孝さんは、真の本物のアーティストを目指したんですね。素敵なポリシーですね。
南佳孝「スローなブギにしてくれ」は1981年の角川映画の主題歌!
映画「スローなブギにしてくれ」(1981年公開)は、片岡義男の短編青春小説を映画化で、オートバイに乗る高校生の少年と猫を愛する家出少女の出会いと不器用な同棲生活を描いた作品です。
主演は、浅野温子、古尾谷雅人、山崎努、浅野裕子です。
その主題歌として南佳孝による楽曲『スローなブギにしてくれ(I want you)』同名曲も作られます。
その印象的な歌いだしでオリコン6位で、レコードの売り上げは28万5千枚を記録する大ヒットとなりました。
南佳孝さんは、『スローなブギにしてくれ』が売れたとき、テレビにも出演したが、「テレビは拘束時間が長い」とちょっと生意気な発言をしたため、テレビから声がかからなくなったと言います。
その後は、他のアーチストへの楽曲提供やコラボレーション、プロデュース、映画音楽、CMソング、さらに音楽以外ではナレーションもこなします。
南佳孝さんは、このように自分の意見を言う気概を持った、才能豊かな方ですよね。
南佳孝の「モンロー・ウォーク」を、 郷ひろみのカバーで「セクシー・ユウ」にタイトル変更!
南佳孝さん本人の発言では、2008年7月放送のフジテレビ系「とくダネ!」”朝のヒットスタジオコーナー”で、作詞家の来生えつこさんは、「セクシー・ユウ」のタイトル変更に怒っていたそうです。
レコード会社が郷ひろみのファン層には、「モンロー・ウォーク」の語源を知らないだろうからという事で独断で変更したそうです。
カバー曲ですが勝手にタイトル変更なんて、曲を生み出した作詩家の 来生えつこさんは怒りますよね。
南佳孝さんの「モンロー・ウォーク」は、1979年リリース、6枚目のシングルです。作詞が来生えつこ、作曲は南佳孝、編曲が坂本龍一という豪華な顔ぶれのメンバーで作られた曲で、ジャンルは、ニューミュージック、シティ・ポップで、南佳孝さんによると、「風呂上がりに15分ぐらいでできた曲」との事です。
それにしても、風呂上がりに15分で「モンロー・ウォーク」の曲が出来るなんて凄い才能です。発売当初に作られた「モンロー・ウォーク」のプロモーションビデオは海辺のシーンで最高にノリノリに仕上がってますよね。
また「モンロー・ウォーク」は、郷ひろみ(1980年カバー)以外にも色々なアーティストがカバーしてます。かとうれいこ(1991年カバー)、クレイジーケンバンド(2021年カバー)等がカバーしており、やはり曲のリズム感や歌詞等名曲ならでは、です
南佳孝さんは、「モンロー・ウォーク」を発表後、海外へ行き活動休止していたそうです。
その為、その間の収入源として同じレコード会社所属の同曲を「セクシー・ユウ」として売ってもらう事にしたそうです。
同じ曲でも、南佳孝さんと郷ひろみの「モンロー・ウォーク」は全く雰囲気が違いますよね。
南佳孝 ライブ情報
2025年5月5日 【香川】 TAKAMATSU MUSIC BLUE FES 2025 【5/5出演】
2025年5月11日 【石川】 金沢21世紀美術館シアター21 「南佳孝Soloism 2025」
2025年5月14日 【東京】 ビルボードライブ東京「南佳孝LIVE」
2025年5月23日 【大阪】 ビルボードライブ大阪「南佳孝LIVE」
2025年6月日 【神奈川】 ビルボードライブ横浜「南佳孝LIVE」
2025年6月22日 【佐賀】 浪漫座「南佳孝Soloism2025」
2025年7月5日 【高知】 ラ・ヴィータpresents「南佳孝プレミアムコンサート2025」
2025年8月31日 【富山】 黒部市芸術創造センターセレネ「南佳孝Soloism2025」
2025年11月2日 【東京】 ゲスト出演「渡辺真知子コンサート~唇よ、熱く君を語れ~Vol,2
南佳孝さんは、上記のライブに出演されます。
また、南佳孝ラジオレギュラー番組「NIGHT AND DAY」 FM COCOLO (関西地区76.5MHz)水曜 18:00‐19:00 に出演しています。
その中で自作の短歌「今週の一首」や、油絵や水彩画「水曜日の美術館」、手料理レシピ「南のおつまみ道場」を、「南の小部屋」のブログサイトでも紹介しています。
2025年現在 1950年生まれの75歳 南佳孝さんは、多岐に活躍してカッコよく素敵に年齢を重ねています。
今年、2025年5月のビルボードライブ東京公演、他アルバム発売記念 LIVEは、体調不良の為中止になってしまいましたが、体調回復されて、また南佳孝さんのセクシーな歌声を聴きたいですね。
「モンロー・ウォーク」の歌を聴いて、40年歴の私は、今後も南佳孝さんに注目して行きたいと思います。
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